ホリエモン「プログラミングとは自転車に乗る程度のこと」
少し前にホリエモンこと堀江貴文さんがフリーエンジニアに向けて講演で語った事が話題になっていました。
「世界が変わらないのはエンジニアのせいでもある」堀江貴文氏がフリーエンジニアに向けて放つ5つの提言
実に素晴らしい講演内容で、この中でいくつも語りたい話があるのですが、プログラミングを自転車に乗る程度のことと語っている以下の部分が特に心に残りました。
”刺激的な言葉はすべて、技術を持ったエンジニアに対する期待の裏返しだ。「エンジニアは普通の人が超えられない壁をすでに超えている」と堀江氏は主張する。
「それは、プログラミングができることです。本来、プログラミングとは自転車に乗る程度のことですが、まだまだ多くの人は難しいことだと考えています。これはチャンスです。その上、フリーランスのエンジニアは時間を自由に使える点でも有利です。LINEができたのはちょうど3年前。たった3年で、世界で5億ダウンロードを突破しようというところまで来ている。これはすごいことです。世界を1人で変えられる時代がもう来ているんです。すぐに行動しない理由がありますか?」”
肝心なのはキッカケ
私はPerlとPHPでホームページを作ります。プログラマーと言えるほどの技術はないですが、それでも月間50万PVほどのアクセスを集めるホームページを作ることが出来ましたし、昔はCGI-ZOOというCGIスクリプト検索サイトに自分で作ったスクリプトを掲載していたこともありますので、一応はプログラミングをかじり程度には出来ます。
そんな私が思う、自転車に乗る程度の壁をなかなか乗り越えられない理由は、一つは始めるキッカケ、もう一つは学び方だと思います。
ある時、私が運営しているF-STREETというサイトを手伝ってくれていた学生に
「どのぐらいの期間勉強したらF-STREETが作れるようになりますか?」
と、聞かれたことがあります。
回答としては2〜3ヶ月かなー、と答えたと思いますが、きっとこの感覚でスタートしようとすると、ほとんどの人が最初のキッカケでつまずいてしまうと思います。
プログラミングを覚える1番の近道は「Hello!」と言ってみる事
最初の目標が先すぎて取り組めない。取っ掛かりが掴めないのです。
プログラミングの1番簡単なマスターの仕方は、とにかく何かを作って、そこに技術を足して行くのが1番近道です。
例えば、現在の私が全てにおいてプログラミングのことを知っているわけではなくて、むしろほとんどの事を知りません。
新しい事をしたくなったとき、新たな技術が必要になった時、その都度調べて、導入してみて、初めて使えるようになります。
プログラミングは言語なので、外国語を学ぶのと同じです。
最初は挨拶を覚える。➡︎挨拶を覚えると、次は自己紹介をしてみたいなぁと思うでしょう。そうしたら自己紹介を調べて覚える。
次は相手の名前を聞いてみたいなぁ、となれば、相手の名前の聞き方を調べて覚える。
結局、そうした積み重ねが言語習得の1番の近道なのだと思います。
いきなり、長文読解用の問題を持ってきて、これを読めるように勉強しようとしても難し過ぎてとっかかれないでしょう。
しかし、その言語、例えば英語だとして、英語の基礎さえ知っていれば、辞書で調べながら、なんとか意味はわかるようになるかもしれない。
なので、プログラミングマスターのコツは、とにかく簡単な簡単な所、基礎の基礎を学んでみる。
そうすれば、あとは足し算足し算でどんどんいろいろなものが作れるようになります。
私自身、プログラミング言語なんて、英語で言えば、日本語英語をカタコトで話せる程度です。
それでも、足し算足し算でいろんなものが作れます。
1番最初は、多分、ハローと言ってから2日後ぐらいには簡単なゲストブックを作っていました。というか、それぐらいで作れてしまいました。
そして、今だに何か作る時は1番最初に作ったゲストブックのスクリプトを必要に応じて足したり引いたりして、いろんなものを作ります。
プログラミング言語で何かを作るというのは、その程度のことです。
とにかく基礎の基礎で良いから取り掛かってみる。
これが堀江さんの仰る普通の人が越えられない壁です。
実はこの普通の人が越えられない壁は「ハロー」と言ってみるだけの事なんですよね。
さあ皆さん。SAY HELLO!!
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