自己紹介

古着屋情報サイト「F-STREET」を運営しております。 また大阪古着祭という主催イベントの他、イベントコーディネートや協賛、大阪古着屋マップなどのフリーペーパー配布なども行っております。
twitter@kzm_fst

2014年7月16日水曜日

知らなきゃ怖い医療の真実「医学部の大罪」後編

医学部の大罪の読書メモ後編です。

前編はこちら➡︎知らなきゃ怖い医療の真実「医学部の大罪」

後編でもっとも共感するのはメタボ問題。
メタボ診断の基準が男性85センチ、女性90センチという、なんとも曖昧な数値。
これ身長は無視な数値なのです。

身長が160センチの人と190センチの人では普通、基準が変わるんじゃないのか?とずっと疑問でした。

そもそも男性85センチなんて数値は厳しすぎるでしょ。

また、以前勤務していた病院の患者さんでそれはそれは太った患者さんがおられたのですが、90を過ぎてもお元気で、院長が
「あの人を見ると、痩せろ痩せろっていうのは間違ってるんじゃないかと思うわ」
と半分は冗談ですが、そんなことを話されていたことを思い出します。

実際、太った方でも長生きの方はたくさんおられるのですよね。
まあ、勿論、それだけの負担がかかるので、膝や腰はボロボロだったりしますが。

なんとなく、そんな違和感というか引っかかりのようなものを抱いて生きて来ましたが、本書では宮城県での東北大学衛生学研究グループによる調査結果が出ており、44,000人を対象に調査すると、メタボ診断に引っかかるような太めの人の方が、痩せ型の人よりも6年から8年寿命が長い事が明らかになったそうです。

実際に病気などのリスクは高いようで医療費は太めの人の方が多くかかるそうですが。

ちなみにこのメタボブームの提唱者である大阪大学の松澤祐次教授には製薬会社から9億だか11億だかの研究費が渡っていた事が明らかになっているようで、メタボブームで1番利益を得たところがどこかを考えると、このメタボブームの眉唾加減が見え隠れして来ます。

さて、このような医療業界の闇とも言うべき暴露を中心としたこの「医学部の大罪」。
最後にはいくつかの提言がなされています。

まず1番共感するのが医師免許更新制。
私自身、国家資格者なので、そういう身で1番嫌なのはこれですね。
免許失効するといきなり無職になってしまいますから、嫌でも努力しなければならない。

まあかといって、それが負担になりすぎると実際の臨床の場での経験などが不足する可能性もあるので、難しい面もあるとは思いますが、例えば30年前に医師になられた方の当時の状況と今の状況は、医学から世の中の環境まで全面的に違うわけです。
一度、免許を取得したからと、のほほんと過ごしている方には今の新しい技術や検査機器などの進化に全くついていけない事でしょう。

また、人の命を扱う職業なので、頭の良さだけではない部分での適性も必要かと思います。
そういった部分を評価できる仕組みづくりや育成も必要です。

千葉の鴨川の亀田総合病院のようなところに医学部を作るべき、といった提言があり、非常に説得力の高い説明がされています。

亀田総合病院はテレビ東京のカンブリア宮殿でも紹介された事がある最新鋭の機器と、世界中から名医を集めている病院で、決して黒字経営ではないようですが、院長が私財を投げ打ってでも医療環境を整えている姿勢が印象的でした。

こういった意識の高い病院に医学部が出来れば、確かに競争原理が働くだろうなぁ、と、医学部に関しては無知ながらに共感するところがありました。

ただ、個人的には現在の医療業界(に限らずですが)は、患者・顧客の地位が高すぎて、そういった顧客が体質をダメにしている面もあると考えます。

昨年騒ぎになった、ファッションセンターしまむらの店員さんを土下座させた事件など、完璧にしてもらって当たり前という姿勢が結果的にモンスター患者・顧客といった状態になってしまい、ことなかれ体質を作り上げてしまうのではないかと思います。

我々も、顧客として、医療に限らず様々な面で成長していかなくてはならないのではないでしょうか。

0 件のコメント:

コメントを投稿