自己紹介

古着屋情報サイト「F-STREET」を運営しております。 また大阪古着祭という主催イベントの他、イベントコーディネートや協賛、大阪古着屋マップなどのフリーペーパー配布なども行っております。
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2014年9月10日水曜日

広告との親和性の違いによるリスティング広告の価値の差

私が運営している最もメインとなるサイトF-STREET。
こちらは関西を主体とした古着屋情報サイトなのですが、今年の春まで、大学生だった「もっち」という若者が手伝ってくれていました。

彼はオンラインのことは何もわからないけど、大阪の古着屋は誰よりも詳しいという突出した力があったので、F-STREETを始めるときに声を掛けて、手伝ってもらいました。

それから休養や留学による一時脱退もありながら約四年ちょっと手伝ってもらったのですが、その経験もあって、この春からIT関連企業に就職しました。

そこで、現在は主に高額アフィリエイト商品のリスティング広告を任されているらしく、広告関連の事は急速に吸収しているようで、まだまだ頼りなさや知識不足もありますが、たまに話すと「逞しくなったなぁ」と思うことも多々出てきました。

特に最近は、F-STREETをなんとか儲かるメディアにしようと考えてくれているようで、そういう提案などもしてくれるようになってきています。

そんなLINEでの会話の中で、そのまま埋れさせておくのは勿体無いなぁと思うやり取りがありましたので、ご紹介。

もっち
「一番刈りやすいのはリスティングと営業先皆さん言いますしね。
うちでも○○○でリスティングで集客して黒字になってるので、一日1000円くらいであればやってみてもいいと思うんですがね。」

こちらはF-STREETで関東を対象にリスティング広告を出して、F-STREETの勢いをアピールすると共にユーザー層を広げてはどうか、という提案です。

一見、なかなか素晴らしい提案なんですが、ここにいくつか踏まえられていない前提があります。

それは○○○(アフィリエイト高額案件)のアフィリエイトサイトと、F-STREETではまずアクセスボリュームに差があること、そして収益構造やコンバージョンした際の単価が違うことが挙げられます。

これに対する私の回答がこちら。

もっち、それは収益構造とリスティングの優位性をよく考えて判断せなあかんくてね、お豆腐屋さんが「新聞広告が1番効果あるよ」と言ったからって、○○○の比較サイトの新聞広告を出しても無意味なのと同じなのよ。
F-STREETはまずターゲットワードでの上位表示に成功してて既に月間50万のPVがある。その中から違った上位表示してないワードでリスティングを出したとして、1日50人のアクセスが増えたところで全体の100分の1にしか過ぎないし、RPM200円としても直接的には10円の価値しか産まない。
これが高額アフィリエイト案件となると、1日20件のアクセスでも貴重。コンバージョン率200分の一でも1日1000円の元が余裕で取れてしまうからね。○○○で月間なんぼのアクセスがあるかは知らんけど、リスティングからのアクセス占有率も高い。
そう考えると10円しか産まないリスティングに広告出すのと、例えば5万円使って古着屋さんシリーズに半ページ広告出すのとでは、アクセスとしてはリスティングの方が繋がっても、F-STREETの勢いをアピールするにはどちらの方が分があるかは明白やろ?
だから、まずは違った収益構造を確保して、リスティングに向いた案件があれば…というより、リスティング向きの収益構造を持ったビジネスモデルのサイトを一つ作りたいと思ってる。

なんでリスティング向きの収益構造を持ったビジネスモデルのサイトを作りたいかというと、それで直接的にお金を稼ぎたいわけではなくて、F-STREETの広告枠が空いた時にそのサイトを自社広告として載せることで、広告枠のリスクヘッジにしたいわけ。
アドセンス依存度を極力薄めたいのと、純広告の有無による収益の上下動を緩和したい。それによりF-STREETの運営を安定的なものにして行きたい。
その中で、更にリスティングでコンバージョンが得られたら、これはF-STREETの経営体質としてワンランク強固なものになるよね。
そういう時に、もっちにリスティングのアドバイスや相談に乗ってもらいたいと考えてて、F-STREET自体は今のところリスティングは考えてない。

もっちとの対話なので、正式な数値やワードを使用しているわけではないので、正確でない部分もありますが、今のF-STREETはPPCのような広告はあまり向いていません。

対して、もっちの会社の取り扱っている高額アフィリエイト案件は、企業がやっている規模の大きなものなので、ASPから特単(特別単価)ももらっているでしょうし、コンバージョンした時の単価が数万円だと想像されます。

但し、F-STREETのように多くのアクセスが得られているかというとそうではないので、1アクセス当たりの単価(RPM,CPM)が全然違うわけです。

逆にアクセスを獲るのはF-STREETの方が俄然、得やすいので、1アクセス当たりの価値が全然違います。

このように同じリスティング広告を出稿するにも、リスティング広告との親和性の差で、その価値に大きな差があります。

ということで、広告親和性の違いによるリスティング広告の価値の差という話でした。

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