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2014年10月22日水曜日

ゼロの次がオンリーワンなのではない。ではオンリーワンはどこにある?

私の主宰している勉強会には学生さんも来てくれます。
中には起業を目指している学生さんなんかもいて、話していると非常にワクワクするのですが、起業を口にする若者の考えで一つ気になることがあります。

それは、

みんなオンリーワンを勘違いしてない?

ということ。

「やるからにはオンリーワンで立ち上げたいんです。」
とか、
「オンリーワンじゃないと意味がないと思っています。」
という話を聞くことがあります。
というか、まあ言ってる学生さんがおられたんです。

その発言をした彼はまだ18〜9歳の学生(国公立大学)なので、まだそれほど具体的に何かを考えているわけでもないでしょうけど、ナンバーワンにならなくてもいい。もともと特別なオンリーワン…のような歌詞のSMAPのヒット曲がありましたが、そのせいか、オンリーワンはナンバーワンよりも特別なのに簡単なもの、という感覚があるように思います。

まずゼロからオンリーワンのサービスなり商品を立ち上げようと思うと、まあとにかく驚異的な発想力を必要としますし、基本的にはどんなことでも既に大概の場合は先駆者がいることでしょう。

それ以上に、万が一オンリーワンの何かを生み出せた場合、例外はあれど、基本的には、恐らくニッチすぎて市場規模がごくごく小さいのではないかと考えます。
そして、それはほとんどの場合、単にこれまで日の目が当たらなかったから先駆者がいないだけで、市場規模が大きくなれば簡単に真似されて、オンリーワンではなくなることでしょう。

しかし、図書館をTSUTAYAに業務委託したことで話題となった佐賀県武雄市の樋渡市長。
先日も記事にしていますが、この図書館をTSUTAYAに業務委託するという方策はオンリーワンなようにも思えます。

しかし、樋渡市長自身は、件の講演の中でも、また私が生で拝聴した講演の中でも、「TTP」という考え方、手法を強調されます。

「TTP」とは何か?
TT(徹底的に)P(パクる)ということだそうです。

そして、「組む」ことと、「組合わせる」という事も強調されていました。

その事例として、TSUTAYA×図書館以外に、樋渡市長自身の経験を挙げられていました。

それは、茨木市だか高槻市だかの職員時代、放置自転車をヤフオクで売りまくったらしいです。もうそれはとにかくメチャクチャ売れたらしいのです。
勿論、個人で着服したのではなく、市のなんとか課の仕事としてですが。

これも、放置自転車とヤフオクの組み合わせだと仰っていました。
確かにどちらも樋渡市長がゼロから生み出し、何かを作り上げたサービスや商品ではありません。

既存のものと組む事、また既存のもの同士を組み合わせることで、オンリーワンのものを生み出しておられるんですね。

つまり、樋渡市長の例を借りれば、オンリーワンとは、

1.TTP(徹底的にパクる)
2.組む・組み合わせる

ことで生み出せるものである。
そして、それがオンリーワンになりえるには、TTP、組む・組み合わせて既存のものの中(例:図書館)でナンバーワンになることでオンリーワンとなるのではないでしょうか。

そして、もうひとつ、成功しているとされる大企業を例に取ってもやはり、ナンバーワンの先にオンリーワンがあるように思えます。

ゼロ→オンリーワン

なのではなく、

ゼロ→ナンバーワン→オンリーワン

なのではないか、と思った次第です。



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