現在読んでいる本から刺さる言葉があったので紹介します。
「努力をする際は、質より量が肝心」
これは山口真由さんという東大を首席卒業し、官僚から弁護士へとキャリアを踏まれた方が書かれた「天才とは 努力を続けられる 人のことであり、 それには 方法論がある。」という本の一文です。
例えば、進級や卒業をするのに必要な単位を必要最低限だけを取ることを目指す。
必要以上に取ると、それは損だと考えていました。
10代後半から20代の私は、自己評価ですが100の持てる力のうち5ぐらいしか出せていなかったと思います。
当時の自分はとにかく効率を優先していて、何かをする時は、必要最小限のエネルギーで目的に到達することばかりを考えていました。
例えば、学校の授業を1/3以上休むと単位がもらえないという決まりなら、1/3ギリギリまで休む。
テストで60点がボーダーラインであれば60点を取るのに必要最小限の勉強をする。
それは日常生活でもそうで、例えばご飯を何度も炊くのは面倒なので1度に大量に炊いて、3食それで済ませる…など、エネルギーを使うということを極度に嫌っていました。
そのダメな経験が今、自分の人生の大きな足枷になっているのですが、1つだけ痛感してわかったことがあります。
それが、その効率優先主義が自分の努力や実行力といったことを妨げていたということです。
今もブログを書く時、例えばAという話題と、Bという商品の紹介を記事にする候補に考えついたとします。
この時、ついつい、
「どっちがアクセス取れるかな…」
と考えてしまう癖がついてしまっています。
この場合、正解は「両方書く」なのですが、効率を優先して考えてしまうと、アクセスの取れそうな方だけをピックアップしがちです。
更にひどい時は、「どちらも書かない」という選択をしてしまうことすらあります。
どちらも書かなければ当然アクセスは勿論取れないし、ブログを書く技術が上達することもありません。
しかも、そのどちらが効率が良いかと考えた結果、選んだ選択肢が必ずしも正しいとは限らないし、もしかしたら効率が悪いと捨てた記事がバズる可能性を秘めている場合もあります。
つまり努力をするというのは、どっちが効率が良いかなんて目先の結果を追ってダラダラ考えている暇があるなら手を動かせ!ということだと思うのです。
つまりは努力で大切なのは質より量という事なのです。
二度とあんなサボり尽くしてダラダラとした人生を歩まないように、「質より量」を常に意識して頑張ります。
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